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2008년 8월 19일 화요일

読書で国際協力!? 「Chabo!」マークって知ってる?

 
 
 
(上)「Chabo!」マーク、みたことありますか?
(下)ベストセラー作家の勝間和代さんも参加!
「Chabo!(チャボ)」というこのマーク、見たことありますか? これは、一般の本屋においてある書籍についているマーク。このマークがついている本を買うことで、国際協力ができてしまうというもの。こんなかわいらしいマークにそんな効力が? いったいどんな仕組みなのだろう。

「Chabo!(Charity Book Program)」は、全て作家の厚意によって成り立っている印税寄付プログラム。このマークのついている本が売れると、本来著者に支払われるはずの印税のうち、20%が世界中の難民・被災民の教育支援、自立支援に使われる。Charityや寄付というと、料金が上乗せされているような気がするが、「Chabo!」は違う。寄付するのは著者で、私たちは本を買うことでその著者に一票を投じるようなもの。買い物で社会貢献ができてしまう仕組みだ。

現在、経済評論家の勝間和代さんはじめ、10名の作家がこのプログラムに参加しているが、顔ぶれはベストセラー作家ばかり! スタートから約3カ月の7月末で、なんと1,000万円を超える寄付をすることができたという。寄付の金額はホームページのブログ
「Chablog!」で随時公開されていくので、自分が参加した成果が目に見えるのもうれしい。

「Chabo!」の寄付先であるNPO法人JENは、災害や紛争後のスーダン南部やアフガニスタン、スリランカ、ミャンマーなどすべて現地に事務所を開設し、ニーズを見極めた上で、現地の人々が元の生活を取り戻し自立する過程を支援しているという。学校での井戸やトイレの設置に伴い、その使い方や管理の仕方を含めて学ぶ衛生教育を行うなど、地域に根付いた支援を行っている。また、複数の著者が参加していることもポイント。寄付を行うだけではなく、その後息の長い支援を見守り続けていくことはとても重要。複数の著者が参加することにより、注目されにくい復興期に、比較的安定した寄付金の確保が見込めるのだ。
「Chabo!」のネーミングの裏には、本来飛べない鳥であるはずのチャボが、読者と著者、出版社そして現地の努力を支えるNGOによって、大きく世界に羽ばたくことができる、という意味が込められているのだとか。

本は、書店だけではなく、インターネットなど、どのような経由で購入しても寄付につながる。「Chabo!」登録本をチェックして、気に入ったらぜひ購入してみよう。知識も増えて、社会貢献にもつながるなんて、一石二鳥! 最近本読んでないなぁって方も、これを機に読書、始めてみませんか?
(さくら)

「Chabo!」
 
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本で、もっと、世界にいいこと。
ベストセラー著者連合による印税寄付プログラム「Chabo!」スタート

 

読者のみなさんが、本を買うだけで、アフガニスタンやスーダン、スリランカの子どもたちの教育を促し、自立を助けることができるとしたら、わくわくしませんか? そんな目標をもって、「Chabo!」(チャリティ・ブック・プログラム)を私たち著者が出版社や書店の協力を得て、2008年5月からスタートしました。みなさんの力で、飛べないはずのChabo(チャボ)が世界に羽ばたくのです。

 

社会貢献をしたいという人たちは読者を含めて、たいへん多いはず。でも、実際には具体的に何をしたらいいか悩みますよね。Chabo!のしかけは、いたって簡単です。読者の方たちはこれまでと同じ値段で本を買うだけ。ただし、そのときにChabo!のロゴが帯や表紙についた本だと、その売り上げの一部(本の印税の20%)がNPO法人であるJENに委託され、世界中の難民・被災民の自立支援に使われることで、災害や戦災で悩む発展途上国(アフガニスタンやスリランカ、スーダンなど)の自立支援に役立つのです。

 

このプログラムは、私を含めた7人の著者(小宮一慶さん、和田裕美さん、竹川美奈子さん、酒井穣さん、山口一男さん、久恒啓一さん、勝間和代)で始めました。そして、私たちの印税の20パーセントをまずはJENというNPO法人に寄付という形で委託し、JENは現地事務所でしっかりと真のニーズを見極めながら、その寄付金を使って井戸を掘ったり、女子トイレを造ったり、衛生教育を行っていきます。もちろん、校舎も建設します。JENでの利用用途も、1カ月ごとに円単位まで開示される予定です。

 

なぜ複数の著者で行うのでしょうか。これも理由があります。学校は建てるだけであれば、実は海外であれば日本より安い費用で可能です。しかし、本当に重要なのは、建て終わった学校の地域に継続的なサポートをおこない、修繕の費用、教育プログラムの費用などが現地の力で立ち上がるまで、見守ることなのです。したがって、一時的な寄付ではなく、継続してお金がまわる仕組みが自立支援には必須になります。なぜなら、難民・被災民が自立するのには、10年間などの長期的なサポートが必要だからです。

 

幸い、今回参加してくれている著者はベストセラー著者ばかり。Chabo!の計画を発表して以来、ほかにも多くの著名な著者が参加したいと手を挙げてきてくれています。Chabo!のロゴが入った書籍は、私の『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』や『お金は銀行に預けるな』などをはじめ、20冊近い対応書籍が店頭に並び始めています。複数の著者がいれば、金融のポートフォリオと同じで、安定した寄付金額が長年続くことが見こめます。

 

加えて、今回の仕組みには出版社・書店の協力も不可欠です。出版社にはロゴの印刷や経理処理の負担がかかり、書店には帯の巻き替え、展示スペースの確保などの負担もかかります。しかし、出版社や書店も社会貢献のため、喜んで無償で協力をしてくれています。出版社はパネル制作や帯のデザインなどを担当しており、書店では丸善、三省堂書店、紀伊國屋書店、旭屋書店、リブロ、有隣堂、教文館、ブックファースト、ジュンク堂書店などの多くの主要書店にChabo!のコーナーも設置いただきました。トーハンなどの取次にも、書店専用の注文用紙をご用意いただいています。

 

さらに特筆すべきなのは、ロゴやウェブサイトも、博報堂からの無償提供であることです。もともとは博報堂の若手のクリエイトチームがJENに長年、ポスターやキャラクターなどの無償提供を行ってきましたが、今回もその流れで、コンセプトに応じた名称の設定(Chabo!、という名前もそうです)、ロゴの制作からウェブ管理まで、すべて持ち出しで行ってくれました。それも、若手チームの自主活動を会社が追認するという形で行われています。

すなわち、出版社、書店、取次、広告代理店などが、金銭出資ではなく、プロジェクトに本業の範囲で協力するという、新しい形での共同でのCSRを行っているのです。

そして、Chabo!に参加した読者は著者やJEN、出版社とChabo!のブログであるChablog!(http://www.jen-npo.org/chabo/chablog/)を通じて交流ができます。お金の使い道もChabo!のサイト(http://www.jen-npo.org/chabo/)で適宜、開示されていきます。寄付の問題点は、寄付の先でほんとうに有意義なことに使われているかどうかわからないという不満ですが、その点もChabo!では解決されています。

図 Chabo!の流れ

全世界を考えると、本を買って、読める人たちというのは、本当に恵まれている人たちです。世界の多くの国々で、教育の機会すら奪われている子どもたちがたくさんいます。日本にいると、発展途上国の問題は他人の問題であり、私たちと関係ないと思いがちですが、多くの問題は公正でない取引や農作物の搾取などによる貧困問題など、先進国が起点となって引き起こされていることを、私たちは自覚をすべきでしょう。そして、環境問題を含め、いまの資本主義が長期安定的でないことは誰の目にも明らかです。

もちろん、私たちも、学校がいくつか建ったからといって、すべての問題が解決できるとは思っていません。しかし、できる範囲でできることをしていくのが社会貢献の果たし方だし、市民としての役割だと考えています。自分たちの社会は自分たちでつくっていく、そういった市民社会のあり方をぜひ、読者のみなさんと一緒にChabo!を通じて考えていくきっかけにしたいと思います。

写真 勝間和代
勝間 和代 (かつま かずよ)
東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。慶應義塾大学商学部卒業、早稲田大学ファイナンスMBA。19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、アーサー・アンダーセン(公認会計士)、マッキンゼー(戦略コンサルタント)、JPモルガン(ディーラー・証券アナリスト)を経て、経済評論家として独立、生活感覚と専門知識を共に持つ。男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」委員。1997年からワーキングマザーとその予備軍のための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」を主宰。最近では、『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』、『効率が10倍アップする新・知的生産術』、『勝間和代のインディペンデンスな生き方実践ガイド』『勝間式「利益の方程式」』などベストセラーを連発し、話題となっている。

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