未曾有の被害をもたらした東日本大震災。このような大地震は、またいつ発生してもおかしくはありません。そこで、この震災のあらゆる記録・経験を未来に伝え、今後の防災・減災対策や復興・復旧へのまちづくりに生かしていくことが大切です。
政府では「復興構想7原則」[PDF]や「東日本大震災からの復興の基本方針」[PDF]において、「大震災の記録を永遠に残し、広く学術関係者により科学的に分析し、その教訓を次世代に伝承し、国内外に発信する」として、地震・津波災害、原子力災害の記録・教訓の収集・保存・公開体制の整備を図り、国内外を問わず誰もが一元的に活用できる仕組みの構築を掲げています。
こうした方針を踏まえ国立国会図書館でも下記の基本理念の下、国や自治体などの公的機関やNPO・ボランティア関連の民間団体、報道機関といった国内外にわたる様々な団体と協力して、東日本大震災に関する資料を一元的に検索・閲覧できるポータルサイト「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく)」を平成25年3月から公開しています。
「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ」基本理念
- 国内外に分散する東日本大震災の記録などを、国全体として収集・保存・提供すること
- 関係する官民の機関が、それぞれの強みを生かし、分担・連携・協力し、全体として震災アーカイブとして機能すること
- 東日本大震災の記録等を国内外に発信するとともに後世に永続的に伝え、被災地の復興事業、今後の防災・減災対策、学術研究、教育などへの活用に資すること
ちなみにこの「ひなぎく」とは、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(HybridInfrastructure for National Archive of the Great East Japan Earthquake andInnovative Knowledge Utilization)」の頭文字をとったもので、花言葉である「未来」「希望」「あなたと同じ気持ちです」に、復興支援という事業の趣旨が込められています。
출처 http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201401/4.html
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