2017년 12월 11일 월요일

장서 60만 권, 아시아센터21의 아시아도서관 이야기

阪急淡路駅(大阪市東淀川区)から徒歩5分弱。琉球アサガオのツタが覆う不思議な建物が見えてきた。扉を開くと床には未整理の本が置かれ、まるで迷宮のよう。中国、カンボジア、ネパール…。通路の両脇にはアジア各国の書籍がずらりと並んでいた。
 設立36年の「アジア図書館」。蔵書約60万冊は大阪府立中之島図書館にも劣らない。アジアを中心に約50カ国の本を日本語、現地語ともにそろえる。今の器では5万冊が限度で、残りは別の倉庫に保管している。
 歴史、文化、教育など扱う分野は幅広く、中国の文化大革命で発禁処分になった書籍もある。運営団体の事務局長、坂口勝春さん(74)は「個人や企業の寄贈、公立図書館で除籍された本ばかり。右も左も関係なく集まってくる。市民の手で作ってきた図書館です」と胸を張る。
 昭和46年、坂口さんが参加していた市民団体の有志で「アジア総合研究会」を立ち上げたのがはじまり。講演会などアジア関連のイベントを重ねていく中で「一過性ではなく、本物のアジア文化と出合う場所を作りたくなった」と坂口さん。10年後の昭和56年、アジア図書館の歴史が始まった。1971 년, 사카구치 씨가 참여하고 시민 단체의 유시로 '아시아 종합 연구회 '를 설립 한 것이 시초. 강연회 등 아시아 관련 이벤트를 거듭하는 가운데 "일회성이 아닌 진짜 아시아 문화와 만나는 장소를 만들고 싶었다"고 사카구치 씨. 10 년 후 1981 년 아시아 도서관의 역사가 시작되었다.
 当初は4190冊。アジアに特化した図書館は例がなく、「大阪をアジアとの玄関口に」の見出しで取り上げる新聞もあった。「どうせ売るなら寄贈したい」と認知されるようになり、10年後に約2万5千冊、20年後に約14万冊と増えていった。今は毎日のように本が届くほどだが、運営は20人ほどの市民ボランティアらが無償で担い、書籍を国・地域、分野別に仕分けて図書目録を作る。年間約1200万円の運営費は、千人を超える会員の会費や寄付で賄っている。
語学教室も開設した。中国、韓国語のほか、ウズベク語やパシュトゥ語など約20カ国語の講座があり、珍しい言語の教室には新幹線で通う生徒も。外国人講師らは「母国語を真剣に学んでくれてうれしい」と逆に喜んでいるそうだ。
 運営団体「アジアセンター21」の名は、21カ国にアジア図書館ネットワークを作る夢を込めた。日本国内のほか、これまで中国やインド、ネパールの大学などに日本語本を贈り、日本語を学ぶ外国人の学習を支える取り組みも行ってきた。
 「でも、目標を達成していないんですよ」。ずっと蔵書数100万冊の大きな新図書館の建設を目指してきた。行政に対し廃校跡の活用も訴えたが、話は進まない。ただ目標額を10億円に設定し、募金を集めるなど、あきらめてはいない。
 日本とアジア-。緊張が続く国もある。坂口さんは「会ってじかに話すことから友好関係は始まる。今の若者は内向き志向だが、こんな時こそ相手の言語や文化、歴史を勉強し、理解することが大事」。そのうえで「入り口になるのがこの図書館。存在を根付かせ、多くの日本人がアジアへの理解を深められるようにしたい。そうなれば国同士も自然と距離が縮まっていくはずですよ」。アジア本を前に、そうほほえんだ。(桑村朋)
출처 http://www.sankei.com/west/news/171211/wst1712110009-n1.html

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